2021-5-23
日本で最も北に位置するトラフグの産地が若狭湾。
湾に面する小浜市の県栽培漁業センターでは１８日から、
ブランド名「若狭フグ」で知られるトラフグの稚魚の出荷が始まりました。
稚魚の出荷スタート
福井県栽培漁業センター
約４ヶ月で７センチほどに成長
18日は、2021年2月にふ化させ育ててきた、体長7センチほどの稚魚1万2千匹を、
高浜町日引地区の養殖業者へ出荷。
これまでは網で稚魚をすくって大型水槽から移していましたが、稚魚を傷つけないように、今年からポンプを使って取り出しトラックに積み込んでいきました。
センターでは、採卵の際に親となるフグを厳選し、生育の良い稚魚を育てていて、6月中旬までに例年と同じ合わせて7万匹を、15の業者に出荷します。
ブランド魚「若狭フグ」
約１年半でこの大きさに！
稚魚は約１年半かけて１キロ前後にまで成長。
若狭湾の低い海水で育ったフグは、身がぎゅっと引き締まり、旨みがバツグンです。
若狭の民宿では宅配サービスを展開しているところもあり、
全国の多くのお客さんが絶品若狭フグを堪能しています。
