2019-6-26
越前海岸にほど近い福井市の国見小中学校で２５日、児童生徒が津波から身を守る避難訓練に挑みました。
国見小中学校では７１年前に福井地震が発生した６月２８日に合わせて毎年、この時期に避難訓練を行っています。訓練は、震度５強の地震が発生し大津波警報が発令されたという想定で行われました。児童生徒５４人が裏山にある海抜３０メートルの高台に向かって一目散。この地域は、大地震が発生した際、最大で５.８メートルの津波が１１分で到達すると想定されています。児童らは励ましあいながら階段を駆け上がり、万が一の行動を確認しました。ちなみに全員が”タイムリミット”を大幅に下回る６分前後で高台に到着しました。
この後の給食では今回初めて非常食が登場し、備蓄の大切さについても学びました。
