海と日本プロジェクトの一環として福井県実行委員会は9月22日(日)、永平寺町の天谷調理製菓専門学校で「さばける塾inふくい」を開きました。日本さばけるプロジェクト実行委員会と日本財団が共同で実施する「日本さばけるプロジェクト」の一環で、今年が4回目になります。今年はペルーへの日本人移住が始まってから120年になるのを記念して、ペルーの国民料理「セビーチェ」を作りました。
まず、福井在住のペルー人田島イングリットさんが、ペルーの文化や観光地、そしていろいろなセビーチェを紹介しました。
この後、天谷調理製菓専門学校の舟木景介先生が、アジのさばき方とセビーチェの作り方を講習しました。セビーチェは、生の白身魚と玉ねぎやほかの野菜をレモンお汁であえたペルーを代表する料理で、子どもたちは出来上がるのを楽しみにしながら、アジのさばきに挑戦しました。
「魚を手で抑えるのが難しかった」など、子どもたちは苦戦しながら3枚卸に挑戦、終わった後は笑顔で野菜と混ぜ合わせていました。
一緒に来たお父さんやお母さんは、こんな経験はうちでも学校でもできません。家でもまた挑戦したいと話してくれました。