海と日本プロジェクトin福井県実行委員会は、7月8日、敦賀市と南越前町で「北前船こども調査団 敦賀・越前コース」を行いました。参加したのは県内の小学校5年生21人とその保護者で、結団式、北前船セミナーに続いて、南越前河野村にある「右近家」を訪ねました。
右近家は、日本海北前5大船主の一つで、もっとも多い時で30艘の船を持っていたそうです。また北前船後期には、大阪に出て最初の海上保険会社を作ったことでも知られています。
敦賀は昆布の町として有名ですが、中でも日本の「和食の出汁文化」をリードするのが奥井海生堂です。子どもたちは北海道から運ばれた昆布が奥井海生堂の蔵で熟成され、京の都に運ばれて「出汁文化」を生んだことなどを奥井社長から聞かされてびっくり、和食の発展に敦賀が欠かせない存在であったことを学んでいました。
イベント名 | ふくい北前船こども調査団 敦賀・南越前コース |