福井市と坂井市にまたがるテクノポート福井周辺で、8日「福井港の環境美化大作戦」が行われました。
毎年、夏と秋に2回行っている一斉清掃活動で、港湾・漁業・建設業関係、テクノポート進出企業、観光関連団体、そして行政機関など合わせて32の企業・団体から約180人が参加しました。
テクノポートの面積は12.4㎢と広大で、さらに三国港やサンセットビーチも範囲に含まれるとあってゴミ拾いの規模は県内最大級、出発式を終えた後、それぞれの担当地域に散らばって約1時間ゴミ拾いを行いました。
ゴミは、観光客や釣り人などが放置していったペットボトル・空き瓶、空き缶のほか、時折不法に放置されたとみられる産業廃棄物などもあり参加者は、「パッと目にはわからないが、よく探すとまだまだゴミは多い」などと話していました。主催した「福井港を美しくする会」の浅田会長は「港のおかげで我々は仕事をいただいている。自分たちの場所は自分たちできれいにするという意識を広げていきたい」と、話していました。