“越前がに”新たなPR策　黄色のタグから漁の様子を動画配信

お知らせ

2016.10.25

“越前がに”新たなPR策　黄色のタグから漁の様子を動画配信

あと2週間で福井の冬の味覚「越前がに」漁が解禁となります。県は今シーズンから全国への新たなPR策として、おなじみの黄色いタグから漁の様子を紹介する動画にアクセスできる仕組みをつくり、この動画を24日、公開しました。こうした取り組みは全国でも初めてです。

PR映像は30秒と3分の2種類があり、漁が解禁となる11月6日からインターネットなどで公開されます。解禁日から1週間は、東京駅や渋谷などの大型ビジョンでも放映します。

動画配信

さらに、黄色いタグに付いたQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、この動画を視聴することができます。また今年の漁ではドローンを使って撮影し、よりダイナミックな映像に更新していく計画です。産地間の競争が激しくなる中、県はこうした事業に約500万円をかけて、越前がにのブランド力を高める狙いです。

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福井県は日本列島の中央部に位置し、北は東尋坊をはじめとする奇岩断崖が続く越前海岸、南にはリアス式の優美な海岸線を持つ若狭湾と変化に富んだ海岸美を誇り、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖の日本海は日本有数の漁場で、毎年皇室に献上される越前ガニや若狭ガレイなど海産物の宝庫となっています。海と日本プロジェクトin福井では、この豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子供たちや若者を対象に、海に親しみ、大切にする心を育てる運動を進めていきます。