福井県が新たなブランド魚として売り出している「若狭まはた」の稚魚の
出荷が、8日から小浜市の県栽培漁業センターで始まりました。
マハタは白身の魚で、淡泊ながらうま味があり、高級魚として主に刺身や煮つけに使われ、県はこのマハタを「若狭まはた」のブランドで売り出しています。
職員はセンターでふ化させ育てた体長25センチほどの稚魚を、大きさやキズがないか確認しながら、互いに傷つけ合わないよう1匹ずつケースに入れていきました。
今年は冬場の気温が低かったものの、温度管理を徹底したことで元気な稚魚に育ったということです。
センターでは5月末までに3万匹を嶺南の養殖業者へ出荷する予定です。