5月に入りワカメ漁が本格的なシーズンを迎えています。
福井市の海岸部、越廼地区では、地元の小学生がワカメの収穫や
加工作業に挑戦しました。
福井市越廼地区にある海岸では、収穫時期を迎えたワカメがゆらゆらと波に揺られています。
越廼小学校の1、2年生10人が、保護者や地域のボランティアと一緒にワカメを収穫。
児童らは、「うわっ冷たい」、「根っこが付いていて採るのは難しい」、「2回目だけど今年も上手く採れた」など、楽しそうにはしゃぎながらわかめ採りに挑戦しました。
この授業は、子供たちにふるさとの海と豊かな恵みを実感してもらおうと毎年行われています。まだ冷たさが残る海水に足を漬けて40分ほど収穫作業を体験し、約45キロを収穫しました。
この後、児童は学校に戻り、根っこや先端を切り落としたワカメを水で何度も丁寧に洗いすだれの上に干していきました。
児童たちは、天日干したワカメを板ワカメや粉ワカメに加工して、家に持ち帰ったり地域の商店に配ったりするという事です。