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日本海の新鮮な海の幸を水揚げする近海底引き網漁が、今日、九月一日に解禁されます。秋漁シーズンを目前に三国港では、漁師らがロープや網といった装備の確認や資材の積み込みなど出漁準備に追われていました。
三国港からは、三国港機船底曳(そこびき)網漁協所属の漁船を中心に十一隻が、三十一日夜に出発、沖合四十~八十キロ辺りで漁を行いました。甘エビやアカガレイなどを積んで帰港し、初競りは一日午後六時半からJF福井漁連三国支所(三国魚市場)で開かれます。
漁師たちは先月中旬から準備に取り掛かかり、この日もロープを補強したり、網を近海用に取り換えたりと、黙々と手を動かしていました。保冷用の砕いた氷やトロ箱も積み込んだ。忙しそうにトラックで走り回り、港は早くも活気づいていました。
出漁期間は来年六月末までの十カ月間。十一月六日には、越前がに(ズワイガニ)漁も始まります。