小浜市内の漁港では、養殖されているブランド魚「ふくいサーモン」の出荷が4月10日から始まりました。
福井県産の養殖トラウトサーモン「ふくいサーモン」は、漁協や水産会社などが連携して、小浜市や敦賀市、おおい町などで養殖されています。
10日から出荷が始まった小浜市の宇久漁港では、沖合のいけすで育てた体長45センチほどのサーモンが次々と水揚げされ、初日の10日は300本を出荷しました。
生産者は「最初は例年より小さい稚魚で、冬場に雪が降りエサ食いが悪かったが、荷揚げしてみたらまあまあのサイズになっていて喜んでいる」と話しています。
県内全体では、今シーズンは昨シーズンより70トン多い約350トンの出荷を見込んでいます。