日本財団は、2020年2月より無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」を推進しています。
2月5日(水)に、陸上から複数船舶を遠隔で航行支援する「移動型」の陸上支援センターが完成し、
記者会見・内覧会が開かれました。
今回お披露目された、無人運航船・陸上支援センター。
災害時や停電時でも拠点を問わず運用を継続できる、移動型に
なっています。
開発を担当した日本無線によると、なかなか条件に合う車両を見つけることができなかったため、アメリカで調達し、日本へ輸送したそうです。将来的な普及を見据えて全長7mの空間に、船舶の遠隔航行支援に必要なシステムがコンパクトにまとめられて
います。
プロジェクトを推進する日本財団は、2040年に、国内を走る船の50%の無人運行船化を目指しています。