お知らせ
2025.03.13

中高生が海洋研究の成果を発表! マリンチャレンジ全国大会

海や水環境の研究に挑戦する全国の中高生が、その成果を発表する「マリンチャレンジプログラム」の全国大会が、東京で開かれた。

将来が楽しみな研究成果が次々に!

  1. 発表会の様子
  2. 松永さん
  3. 鈴木さん

マリンチャレンジプログラムは、人と海との未来を創り出す仲間づくりのため、次世代の研究者を応援する取り組みで、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で行われている。

今年度の全国大会には、全国5つのブロックの地方大会で選ばれた15人が出場した。

このうち山口県の松永七海さんは、飲食店やスーパーで廃棄されるイカの甲を活用して、「エギ」と呼ばれるイカ釣り用の疑似餌を開発。海底に引っ掛かったとしても海の中で分解されるため、海洋ごみの削減が期待される。

また、東京都の鈴木雅人さんは、サンゴの一種「マメスナギンチャク」が持つ毒をテーマに研究。複数の実験を繰り返し、生物界で最も強い毒の一つ「パリトキシン」を持つ可能性が高いと突き止めた。さらに、複数の毒を持っていることも新たに分かり、将来的には医療分野で役立てたい考えだ。

審査は、着想や研究サイクルなど4項目で行われ、鈴木さんの研究が最優秀賞に選ばれた。

鈴木さんは「まずは毒の成分の特定を急ぎたい。僕が思っているたんぱく毒なら、抗がん剤開発につながるような研究を進めたい。高校生のうちにできることをやって、さらに大学で発展させていきたい」と話している。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

漂流物と貝を拾う日帰りエコツアー
お知らせ
2025.03.14

漂流物と貝を拾う日帰りエコツアー

ペットボトルを再利用!JK課プレート完成
お知らせ
2025.03.13

ペットボトルを再利用!JK課プレート完成

ページ内トップへ