勝山市の豪雪地帯に伝わる冬の保存食「鯖のなれずし」。
伝統の「鯖のなれずし」は、明治のはじめごろから勝山市の北谷町に伝わる冬の保存食で、毎年寒さが厳しくなる11月ごろから仕込み作業がスタート。
背開きにしたサバにしょうがと酢、麹を混ぜたご飯を詰めて大きな樽に敷き詰めていきます。
12月18日。大雪で真っ白になった勝山市北谷町で、40日ほど寝かせた350匹のサバを樽からあげる作業が行われました。
今年は、11月の気温が高く心配されましたが、12月に入ると厳しい冷え込みとなり、発酵も順調に進んだということです。
北谷のなれずしは、山の駅「よろっさ」などで販売されています。