冷たい水中に飛び込んで大綱を引き合い1年の豊漁を祈願する、美浜町日向の伝統行事「水中綱引き」が
今月19日、行われました。
日向の水中綱引きは、地元の男性が日向湖と若狭湾をつなぐ運河に飛び込み
水中で綱を引きあう行事で、国の選択無形民俗文化財に指定されています。
この日は地元の人に加え、希望した地区外の男性たちが次々に川に飛び込み、東西に分かれて太さ約20センチ、長さ約40メートルの綱を引き合いました。
切れれば一年を無事に過ごせ、豊漁になるとの言い伝えがあり、綱は例年より早い6分ほどで無事に切れて、終了。綱を海に流し、1年の豊漁と無病息災を祈りました。
地元の日向漁協では今シーズン、寒ブリの大漁が続いていて、地元の人たちは今後も豊漁が続くことを願っていました。