8月5日の記録的な大雨で被害が出た南越前町。
県内の交通網は徐々に戻りつつある一方、被災地では大雨の影響がまだ色濃く残っています。
南越前町にある河野漁港。漁船に密着してみると…
定置網を引き揚げに沖へと向かうと、そこには長さ5メートル以上はある流木が。
周辺の海上には、いたるところに流木が漂っています。
沖合1キロに張られた定置網。網にかかった魚を見ると、ほとんどが小さな魚。いつもはサワラ、ハマチ、ブリが取れる時期ですが、濁ってしまった海の影響でとれないのだとか。
実は、河野地区の海では、去年のこの時期は大型クラゲが大量発生に漁業に影響を与えました。それからちょうど1年後に訪れた新たな試練。
漁師は、「自然相手の仕事なのでこれだけはどうにもならない」と…。
何がおきるかわからない自然の怖さを感じていました。