お知らせ
2025.05.22

日本三大松原「気比の松原」で児童が松葉かきに挑戦!!

日本三大松原の一つ敦賀市の「気比の松原」では、この地域の宝である白い砂浜と青々とした松の景観を守ろうと、地元の小学生たちが落ち葉を取り除く「松葉かき」を5月13日に行いました。

白砂と青松の景観を守れ!!

  1. 日本三大松原の一つ「気比の松原」
  2. なれない熊手で松葉かきをする児童たち
  3. 集めた松葉はバイオマス発電の燃料に

松葉かきをしたのは、気比の松原の近くにある松原小学校の5、6年生約130人です。
 
国の名勝に指定されている気比の松原は、東西約1キロ、南北約400メートルにわたって広がる国有林です。
 
重要な観光資源として昔から多くの人に親しまれてきました。しかし、松くい虫や風雪の被害を受けて、毎年200本ほどが枯れてしまうというのです。
 
国有林の整備などを行う福井森林管理署は、敦賀市や有識者、市民団体などと連携して「気比の松原100年構想」を策定しています。松原の保全活動に取り組んでいて、この松葉かきもその一環です。
   
松は養分の少ない痩せた土地を好むため、落ち葉が積もって養分が蓄積されると、かえって育ちにくくなります。
 
美しい景観を守るため、児童たちは使い慣れない熊手で、一生懸命に松葉を集めていました。
   
作業が終わると、児童たちは「松原の木に元気になってもらえるよう掃除ができてよかった」「観光とかできた人に、松原はすごいと思ってもらいたい」と話していました。
 
福井森林管理署の長岡浩明署長は「地域の憩いの場でもあるし街を守る防風の役割もしている。より魅力を向上させていきたい」としています。
 
児童たちが集めた松葉は、バイオマス発電の燃料に使われるいうことです。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

高級ブランド魚「若狭まはた」稚魚の出荷始まる!
お知らせ
2025.05.22

高級ブランド魚「若狭まはた」稚魚の出荷始まる!

海産物の炭火焼や海鮮汁を堪能できる朝市が再開!
お知らせ
2025.05.09

海産物の炭火焼や海鮮汁を堪能できる朝市が再開!

ページ内トップへ