越前がにの最上級ブランド「極」が出ました!
解禁日から3日遅れて行われた9日の越前町・越前漁港の初競り。重さ1.58キロの極が260万円で競り落とされました。
県内一の越前がにの水揚げ量を誇る越前漁港では午前9時に初競りが始まりました。
今年は強風の影響で43年ぶりに解禁初日の漁を見合わせましたが、8日午前7時、県内一斉に漁船が出港。越前漁港には、9日朝漁船が戻ってきました。
ようやく初競りを迎えた港は 漁業関係者で活気づきました。
さて、気になるのは越前がにの最上級ブランド「極」です。極は重さが1.5キロ以上、甲羅幅14.5センチ以上。ほかにも形や色など競り人や仲買人に認められたズワイガニだけが認定されます。
次々と極候補は出るものの、傷があったり、バランスが悪かったりと基準にはとどきません。
競りがはじまって6時間。
協議の結果、ついに1.58キロのズワイガニに極のタグがつけられました。
気になる価格はなんと「260万円」でした。
県内初の極はこの後、競り落とした福井市の飲食店経営「わらび」の店舗で調理され客に振舞われるということです。