「低利用魚」という言葉知ってますか?一度にたくさん取れるけど、加工に手間がかかるため流通されにくい魚のことを指します。県学校給食会では、学校給食で地場産物の活用を進めています。15日はイワシを使ったぎょうざが福井市内の小中学校で出されました。
県内全域で水揚げされるイワシ。一度でたくさんとれるものの、小さくて加工しづらく、値が付きにくいことなどから、「低利用魚」とも呼ばれています。
その活用法を探る取り組みの一環として、今回給食で出されたのがイワシ入り和風ぎょうざ、その名も「魚(ぎょ)ーざ」です。
啓新高校調理科が考えたレシピを基に開発され、15日は福井市の社北小学校など市内の小中学校で給食として出されました。
従来のぎょうざに入る豚肉と県産イワシのコラボ。児童たちは初めての味を楽しんでいました。
県学校給食会では、11月は福井市内で、12月以降は他の市町の給食で提供していくとしています。