坂井市三国町安島の伝統工芸「モッコ」
北前船が盛んだったころ、女性は海女として働きながら、海に出た男性への思いを込めて襟や肩の部分に、補強や保温のため、刺し子をしました。
しかし、戦後、服が容易に手に入るようになり、モッコ刺しの技は次第に廃れていき、技術を受け継ぐモノはいなくなってしまいました。
そんなモッコ刺しの技術を復活させようと、ほぼ毎日、虫眼鏡で縫い目を研究し、2カ月後、ついに刺し方を解明!
もう伝統を途絶えさせてはいけないと地域の祭りで使うハッピに刺し子をし、未来に技術をつなげる活動を行っています。
色んな想いが込めて作る「モッコ」、美しいですよね!
想いの込もった「モッコ刺し」の技術が未来へつながっていくことを願っています。