「若狭パール」のブランドで知られる真珠の産地・おおい町で、真珠の核入れ作業がピークを迎えています。
若狭湾で作られる真珠「若狭パール」は、きめ細やかな艶が特徴です。
おおい町の養殖場では5月下旬から核入れ作業が始まっています。今年は海水の温度の上昇が早かったため、作業開始も去年より1週間ほど早くなったといいます。
アコヤ貝の卵巣に真珠の元となる核を入れていく作業は、真珠の出来を左右する重要な工程。従業員は慎重に作業にあたっていました。
今年は約6万個の核入れを予定しています。
核を入れた貝はしばらく沿岸で育てた後、沖合に移され、12月には美しい若狭パールが出来上がるということです。