薄い琥珀色に色付いた、こちらの日本酒。実は、若狭湾の海底でじっくり熟成させた特別なお酒で、
このほど商品化されました。
日本酒を「海底熟成」させる取り組みは2022年、小浜市の宇久漁港でスタート。何度か試作を重ね、今回は港の沖合1・5キロ、水深17メートルの場所で、3カ月ほど熟成させました。
発案した、宇久定置網の浦谷社長によると、冷たい海水と波の振動で、
角が取れたまろやかな味になったとの事です。
海底熟成させた日本酒「純米わかさ」は、小浜産の酒米を使った生酒。
味の変化を楽しんでもらおうと、熟成前の酒とセットで販売しています。
浦谷社長
「QRコードを読み取ると、海中の(日本酒を撮影した)動画を見られる。海のエネルギーを感じながら味わってほしい。11月から新たに300本を海底熟成させる。ふるさと納税の返礼品や、新たな小浜のお土産になってほしい」