農業や工業などの専門技術を学ぶ県内の高校生らが日頃の学習成果を発表する「ふくい産業教育フェア」が11日、
福井市内で行われました。
福井県教育委員会は毎年「ふくい産業教育フェア」を行っていて、
2025年は16校から約200人が参加しました。
若狭高校海洋科学科2年生の中井颯大さんと松吉琥宇さんは
「サバ缶プロジェクト」と題して、歴代の生徒たちが携わってきた
「宇宙日本食」に関する研究を発表しました。
宇宙飛行士の野口聡一さんの「食べやすい宇宙食を」というリクエストに応えて、
3Dフードプリンタを使って「越前がれいのかまぼこ」を開発した過程も
説明しました。
また、課題研究についてまとめたポスターの展示も行われ、
成果について紹介し合うなど、生徒同士の交流も見られました。