福井が誇る冬の味覚の代表・越前がに。
9日、漁解禁から3日遅れで越前漁港や小浜漁港で初セリが行われました。
そして10日、県内のスーパーで越前がにの販売が始まりました。
食品スーパー「ハーツ」は、県内9つの店舗で店頭に特設テントを用意。越前がにをその場で釜茹でし
販売しています。越前町や坂井市三国町の漁港に水揚げされたばかりのメスのセイコガニ約540匹、
オスのズワイガニ約50匹を仕入れました。
大きな釜で大量のカニを茹でるため一段と旨味が増すとのことで、食欲をそそる香りに誘われて、
早速買い物客が足を止めていました。
値段はセイコガニが1杯1200円~3800円、ズワイガニは1杯3000円~4000円。
今年は漁の開始が遅れ、坂井市三国では8日、越前町や小浜では9日が初競りとなりました。
旅館や飲食店が週末に向けて多くのカニを買い付けたこともあって、
価格は例年より2割ほど高くなっているということです。