江戸から明治にかけて三国に実在した「みくに隠居所」が、約2百年ぶりに復活しました。
もともと、全国を往来する北前船の船員や地元の漁師が集い・語らい・楽しむ「空間」として伊藤家五代目、五右エ門が屋敷を開放したのが始まりですが、その後、松平春獄の参謀であった中根雪江の三国の隠宅「煙波楼(えんばろう)」を譲り受けたことが契機となり屋敷は、隠居処(いんきょじょ)と呼ばれ親しまれるようになりました。
新たに復活した隠居所は、食事や宿泊のできる施設であると同時に、魚の買取りなどを通じて、魚資源の大切さを訴えていきます。
住 所 / 〒913-0056 福井県坂井市三国町宿3-7-22
受付時間 / 9時00分~
TEL / 0776-82-8558