日本海の底引き網漁が解禁となり、秋漁シーズンが到来しました。福井県内では台風10号の影響で解禁日の一日に合わせた漁が見送られたため、2日が実質の解禁。新鮮な海の幸が満載のトロ箱が、坂井市三国港や越前漁港などの市場に次々と運び込まれ、初競りでは威勢のよい掛け声が飛び交っていました。
坂井市の三国港では2日午後6時ごろ、漁を終えた10隻の底引き網船が次々と戻り、甘エビやカレイなどが水揚げされました。県漁連三国支所によりますと、初日の水揚げ量は平年の9割程度でした。今年は7年ぶりに日本海に大型クラゲが大量に流入しているのが確認されていますが、今のところ漁に大きな影響はないということです。底引き網漁は来年6月末まで続きます。