敦賀港で行われている強い毒性を持つヒアリの対策について、県は7月24日、調査用に設置したわなを回収したところ、ヒアリは確認されなかったと発表しました。外来種のヒアリは、全国の港で相次いで見つかっていて、県は7月14日、国の方針に基づいて中国から定期コンテナ便が入る敦賀港に調査用のわなを設置しました。
しかし、設置から1週間が経った同月21日にわなを回収し、県の職員や昆虫を専門とする学芸員が調べましたが、ヒアリなど問題となる外来種は確認されませんでした。
県は今後も当面、調査用のわなを設置し、ヒアリの侵入がないか確認を続けます。