今月25日からワカメ漁が解禁されるのを前に坂井市三国町で安全と豊漁を願う献供祭が営まれました。
神事には雄島漁協の役員や海女ら約20人が参加し祝詞が読み上げられた後海女がワカメを刈り取りる仕草をする儀式「刈初の儀」を行ないました。ワカメ漁は今月25日から来月末まで行われます。
漁協によりますと雄島地区で獲れるワカメは漁の直後に天日干しをするため香りや風味が強いのが特徴で、地元の土産物店などで販売されます。雄島地区のワカメ漁は平安時代から続くとされ現在、漁に携わる海女は100人ほどいますが年々、減少していてピークだった半世紀ほど前の半分に減っているということです。