近年問題となっている5ミリ以下のプラスチックごみ「マイクロプラスチック」の実態調査を、福井市の北陸中学校の生徒が20日、坂井市三国町の三国サンセットビーチで行いました。
マイクロプラスチックの調査は、日本海の海洋保全活動を行う公益財団法人が県に委託し、おととしから始まりました。北陸中学校3年生が調査し、砂の中に紛れ込んだマイクロプラスチックを検出。発砲スチロールや化学肥料のコーティングなど8種類に分類していきました。マイクロプラスチックは、紫外線や波で劣化したプラスチックごみのうち、5ミリ以下のものを指し、魚が餌と間違えて食べ、体内に有害物質が蓄積されることから、近年社会問題となっています。
調査した生徒はの一人は、「こんなにたくさんあるなんてびっくりした。今後はプラスティックを使うことを考えたい。」と話していました。また、様々な種類のマイクロプラスチックがあることにも驚いた様子で、北陸中学校では今後、調査結果を壁新聞としてまとめることにしています。