レポート
2019.11.08

冬の味覚の王者は健在 越前がに店頭に

11月6日に解禁されたばかりの越前がに。今シーズンのカニを味わおうと7日は早速、観光客が舌鼓を打つ一方、スーパーでは店頭に並んだカニを求める買い物客で賑わいました。

坂井市三国町の東尋坊に続く道沿いにある鮮魚店の軒先で見られたのはカニの釜茹で。店の中に入ってみると、水揚げされたばかりのカニを求めた客で賑わっていました。冬の味覚を大いに堪能する観光客。中には、カニを求めて来たという外国人観光客の姿も。香港から来た2人がオーダーしたのは、カニ刺しや焼きガニ、茹でガニが入った越前がにのフルコース。越前がに漁の解禁で店は活気づいていました。
一方、スーパーも買い物客で賑わいました。福井市内のハーツ志比口店では、店頭に特設の売り場を設け茹でたての越前がにが売り出されました。7日は、石川県産のズワイガニが一杯5000円、県内産のセイコガニは大きさによって1400円から3240円で販売され、昨シーズンの「初物」と比べると2割から3割程度高いということですが、売り場の担当者によると、売れ行きは好調とのことです。
冬の味覚の王者は令和に入っても健在のようです。

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