坂井市三国町の東尋坊で21日、その名前の由来とされる平安時代の僧侶、東尋坊(とうじんぼう)の供養を通して、観光関係者が夏の観光シーズンの安全を祈りました。名勝・東尋坊の名前は、平安時代の僧侶・東尋坊法師に由来しています。法師は、荒くれ者だったことから仲間の僧侶がこの断崖から突き落としたことから、この地にその名が付いたとされます。法師の供養は、地元の観光協会が夏の観光シーズンを前に毎年この時期に営んでいて、この日は、観光協会の関係者ら約30人が参列。地元の住職がお経を唱えた後、酒と塩を海に捧げ、東尋坊法師や海難事故で亡くなった人の霊をなぐさめると共に、観光シーズンの安全を祈りました。
イベント名 | 東尋坊供養で、観光シーズンの安全祈願 |