海は、物作りをする上での「道しるべ」。
そう話す長谷川渡さんと陽子さんご夫婦は、長年県外でガラス職人として修行を積んだ後、渡さんの故郷である福井市鮎川の海の側でガラススタジオをオープン。海をモチーフにした作品を数多く手がけています。
修業時代、仕事に追われる毎日の中で故郷の海をいつも心に抱いていた渡さん。こちらに帰ってきてからは、海のある暮らしや地域のコミュニティを大切にしながら、よりリラックスした暮らしを楽しんでいます。
生活の変化は、作品作りにも現われており、より伸び伸びとした表現が出来る様になったと話します。
いつまでも変わらない故郷の海とともに、これからも自分たちの作品を作り続けるのが2人の夢です。