海は、パートナー　　「おとと」仕掛け人　伊藤俊輔 | 海と日本PROJECT in ふくい

釣り人が釣った魚を現金で買い取る。そんな珍しい取り組みを始めた坂井市三国町の伊藤さん、おさかな集積所「おとと」について話します。「日本の水産業は、漁業従事者数が 16 万人にまで減少し、その過半数が 50 歳以上 という危機的な状況に陥っています。全国で漁師が居なくなる地域が散見され、業界自体の 縮小に歯止めが効かない状態です。我々の地元でも、漁師は減少し、地元の人が地元 の魚を食べることが徐々に困難になってきています。 そんな現状を打開すべく、釣人が釣った魚を買取り、それを地元に流通させる仕組みを構 築することで、地産地消・食育を推進でき地域の食文化を守ることができます。また、当店 では、魚の買取というサービスを通じて、趣味から職業へ転換する新しいモデルを作り、日 本の水産業復活への架け橋になるべく、細やかながら貢献して参ります。 」と・・