南越前町河野地区にある北前船主通り。かつて北前船は、大阪から瀬戸内海、下関を通り、北海道まで行き来していた船。往復8カ月、各地に寄港しながら産物を売買しながら航海し、莫大な利益を上げていた。北前船の物語に魅せられた一人が、北前船主通りで案内人を務める寺下貢さんだ。
寺下さんは、北前船の物語を日々語り続けます。
海に生きた北前船の男たち。
先人たちが海に感じたロマン、そして希望。
寺下さんは、今日も北前船の物語を紡ぎます。
そんな寺下さんにとっての海とは?
「海は男のロマンです。江戸から明治にかけ海を渡った地元の先達を忘れないよういつまでも語り継ぎたい」