越前町にある、越前海岸ダイビングハウス「シーモア」。ここでダイビングインストラクターとして、水中ガイドやダイバーの育成を行っているのが中瀬保幸さん55歳です。越前海岸は日本海の中でも有数の漁場。地形もバラエティーに富んでいるためダイバーで賑わう日本海屈指のダイビングスポットです 。中瀬さんは「昔は、漁師さんたちには「ダイバー」のイメージがあまり良くなかったため受け入れてもらうのが大変でしたが、越前の海は透き通った青「越前ブルー」なんです。お客さんに海の中を案内すると、透明度が良くって青い海に感動してくれます。この世界を発信して、多くの人に知ってもらう仕事だとようやく理解されてきました」と話します。
中瀬さんは「海は世界と繋がっていて、普段見ることができない魚に出会えたりもしますが、最近は海の中のゴミなどにもよく出会うことがあり、浜辺などにも流れ着くので、定期的に掃除などの活動をしています。」と現状を話します。
そんな保幸さんにとって海とは?
「私にとって海とは宝物です。なくてはならないもの。
いつまでも繋がっていたい存在です。越前の青い海でいろんな海の生物がいつまでも見られる環境であってほしいと思います。」