レポート
2017.07.25

海はかかせない存在   飼育員 高野祥子さん 

坂井市三国町にある越前松島水族館。見て触れて楽しく学べる体験・ 体感型水族館です。 ここで、イルカやアザラシなどの海獣の飼育を担当しているのが、高野祥子さん。餌の準備や飼育施設の掃除、餌やり・トレーニングなど大好きな海の動物たちに囲まれて仕事をしています。

高野さんは「言葉を話せない動物へのトレーニングは、こちらが求める動きをしてくれなかったり、伝わらなかったりと苦労もありますが、トレーニングをしていくうちに感情や行動から表情が見えてくるようになってきて、その瞬間が本当にうれしいです。アトラクションを通してお客様に動物のことを知ってもらい笑顔になってもらうことが、

一番の励みになっています。」と明るく話します。

 

大好きな動物たちに囲まれて

  1. 高野さんはゴマフアザラシの繁殖にも携わる
  2. 海の生き物たちに健康ですごしてほしい

高野さんは「海の生き物たちに健康に過ごしてもらいたいな海の生き物たちが海岸に捨てられているゴミや他の国から流れてくるゴミを誤って食べてしまうといったことをよく耳にします。水族館では、海岸のゴミ拾いなどをして海の生き物たちが少しでも住みやすい環境をと考えています。海とは、なくてはならないものです。生物の生活の場として、食物連鎖の上で共存していかなければいけないもの、人間が生きていく上で必要なものです。

だからこそ海には、いつまでも綺麗であってほしいと思います。 」と話してくれました。  

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