海は、「喜び」。
そう話す角野高志さんは、小浜市・矢代で実家の民宿を手伝いながら、潜り漁を行っています。 かつては、数多くの民宿が軒を連ねたこの集落も泊まり客の数が年々減り、今はわずか6軒が民宿を営んでいるのみ。そこには、海の状況の変化や、岩牡蠣やアワビなど、海の資源が少なくなっていることも、関係しているそうです。
角野さんはそうした状況を変えていこうと漁業体験などの活動をスタート。かつては角野さんともう一軒の民宿で行っていたこの取組みも、今は集落全体での取組みとなり、少しずつだが集落に暮らす人々の希望になりつつあります。
皆で力を合わせて、これからも色々なことにチャレンジしたいと角野さんは前向きに話しています。