新型コロナウイルスの感染防止のために出されていた、県をまたぐ移動自粛の要請が1日に解除されてから初の週末となった6日、県内の観光地には県外からの客が徐々に戻り始めていました。
このうち坂井市三国町の東尋坊では観光客の人数は少ないものの、県外から訪れた人の姿がありました。大阪府から来た家族連れは「感染が拡大して以降、初めて県外に出た。観光客が少なく寂しい」と話していました。東尋坊の飲食店で働く男性は「人出はまだまだ。県外からの客が増えないと苦しい」と語りました。一方、小浜市内の観光スポット「蘇洞門めぐり遊覧船」の乗り場にも若狭湾クルーズを楽しもうと県内外から大勢の観光客が訪れていました。