11月、天谷調理製菓専門学校(福井県永平寺町松岡)で小学生と保護者19名が参加して「日本さばける塾inふくい」が開催されました。
このイベントは、“魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みです。
■基本のアジと地域の特色ある魚をさばく
■その土地ならではの郷土料理や地域食材を使った料理を作る
■海にまつわる講義を受ける
以上の内容で行います。
福井では、アジとフクラギをさばいて調理。
さばくのは初めてといった参加者がほとんどでしたが、講師の指導のもと、フクラギの三枚おろしを無事に成功させていました。
さばいた半身は刺し身に、そして残りは漁師の家直伝のフライとして調理しました。
調理と合わせて「塩と環境」をテーマにした講義が開かれました。
外国では、塩からマイクロプラスチックが発見されている例があることなど、海の抱える問題が食卓に迫っている現状について説明されました。
「これからは魚を大切にもっと感謝して食べたい」
「大きい魚をさばいたことがなかったから、いい体験ができた」
など、の感想が聞かれました。