かって若狭から都へ、塩や鯖など豊富な食材を運んだルート「鯖街道」
その出発点にあたる小浜市の内外海小学校6年生が今回、
地元が誇る「鯖」について2日間にわたって学び、「若狭の鯖マスター」を目指します。
最初の目的地は、福井県立大学海洋生物資源臨海センター。
結成式の後まずはこちらで、富永修教授による講義。
鯖の生態、そして現在は収穫が激減している現状やその要因などについて
学習しました。
資源を回復させようと、福井県立大学で行われている鯖の研究水槽も見学。
中には泳ぐ姿を初めて見るという児童もいるなど、みんな興味津々。
鯖の生態について富永教授に熱心に質問をする児童の姿も。
続いてやってきたのは民宿。こちらでのお目当ては、鯖を糠に漬けた郷土料理「へしこ」
かっては大量に鯖がとれ保存食として考案されたこと、そして製法などを民宿のご主人が
説明。自慢のへしこを使ったおにぎり作りにも挑戦。あまりの美味しさに、おかわり続出!
そして1日目最後は、シーカヤック。2人で力を合わせ大海原へ。
地元が誇る海を満喫する1日となりました。2日目は9月3日に開催。
「鯖のささ漬け・オリジナルラベル」作りなどを行います。