小浜市の児童らが、8日、地域を流れる南川にサクラマスの稚魚約100匹を放流しました。
この放流は、今では少なくなった南川のサクラマスを通して、川の環境などについて学んでもらおうと、
地元の有志で作るグループが、流域の小浜市とおおい町の小学校などを対象に5年前から実施しています。
このうち、8日は、小浜市の今富小学校の4年生が、自分たちが卵から育て体長5センチに成長したサクラマスの
稚魚を南川の支流に放流しました。
海で成長し、川に戻ってくるサクラマス。福井県内では、九頭竜川や北川、南川など、わずかに生息するだけとなっています。銀色に光り輝くサクラマス、
県内のいろいろな川で泳いでいる姿、いっぱい見れるようになるといいですね!