若狭に春の訪れを告げるイサザ漁が、小浜市の南川で行われています。
水温が上がる3月ごろ、産卵のために遡上する体長4センチほどのハゼ科の魚「イサザ」、「シロウオ」とも呼ばれ、踊り食いや卵とじにして食べるのが人気です。
小浜市の南川では、小浜イサザ採捕組合のメンバー2人が、3月11日から漁を行っています。組合員によりますと、南川では年々、取れる量が少なくなっているそうで、特に今シーズンは多い日で100匹程度と、例年よりも不漁が続いているということです。
南川のイサザ漁は、4月の初めごろまで続けられます。