7月小浜市で開催されたのは、海のふれあい教室「夏の砂浜で生き物を探してみよう」。
この教室は、若狭高校と福井県立大学が10年以上続けている活動で、若狭湾の生き物を採集して、どのような生き物がどのくらいいるのかを調べるというものです。
今回は、県内外から参加した親子とともに、西津浜で海の生き物を採集。採集した魚を教室に持ち帰り、魚の種類、体長、重さを調べます。
この日は、ハゼやエビジャコ、タツノオトシゴなどがみつかりました。
調査の結果、3年前と比べて採集される生き物の種類が少なくなっていることがわかりました。
県立大学の富永教授は、「地球温暖化といわれるように、我々が感じる程度に海も変化している。今回のように調べて記録することで、対策を考えていく一つのきっかけになれば」と話していました。
海が大好きだという子供たちがたくさん参加していました。
ワクワクしながら顕微鏡をのぞいたり、スケッチする姿が印象的でした★
この素敵な海、そして海の生き物がいつまでもこのまま残っていきますように…
*今回採集した生き物たちは、調査後に海に返されました。