日本海への大量流入が7年ぶりに確認されている大型クラゲ(エチゼンクラゲ)の生態展示が、坂井市の越前松島水族館で行われています。展示されているのは、直径50㎝ほどの大型クラゲ1匹です。 大型クラゲは日本海への大量流入が国の調査で7年ぶりに確認されていて、地元の漁師が捕獲したものを越前松島水族館が譲り受けました。
水中をゆらゆら漂う姿はかわいらしいですが、漁師にとってはやっかいもの。県漁連によりますと、今のところ漁場ではそれほど多く発生しておらず、網の改良もあって県内の漁に影響は出ていません。クラゲの「かさ」が傷むため大型クラゲの展示は4日間ほどですが、新たに捕獲できれば継続するということです。