「御食国」とも呼ばれ、京の都に鯖を運ぶ拠点として栄えた福井県小浜市。しかし近年漁獲量が激減したことから、平成28年「鯖、復活プロジェクト」がスタート。小浜市、KDDI、県立大、3者が協定を締結、養殖の現場にIOTを導入しました。漁師の経験や勘に頼らない養殖を目指す取り組みが行われています。
IoT機器で海面環境や鯖の飼育状況など、様々なデータを収集。今後はそれらをAI分析し、コストはもちろん環境面にも配慮した海に優しい養殖を目指している。養殖を手掛ける浜谷さんは、「餌に酒粕を使って臭みを取ったおかげで評判は上々です。コストはもちろん環境にも配慮しているのでこれからが楽しみです。」と話していました。