3月16日の北陸新幹線福井開業に合わせ、
福井県内では多くの観光地で磨き上げが佳境を迎えていて、
坂井市にある越前松島水族館も新たな施設をオープンさせました。
その名も「みずだこ館」。
国内の水族館で唯一となる、ミズダコ専用の展示施設です。
ミズダコは、大きいもので体長3メートル以上、重さ40キロ以上にもなる世界最大種のタコで、
この施設では、成体8匹と浮遊期幼生数百匹が展示されています。
越前松島水族館では、以前からミズダコのふ化・飼育に取り組んでいますが、
ふ化後の飼育は難しく、全国的にも成功例がないとされています。
飼育員は「ミズダコは福井でもとれていて、福井の生き物として紹介したい」と話します。
施設の中には大きなタコが描かれいて、その足の先に生きたミズダコを展示。
成体のミズダコは触ることができ、いまだ謎の多い生態について直接触れて学ぶことができます。
越前松島水族館では「実際に触ってもらって、どんな生き物か感じてほしい」と期待しています。
オープンしたばかりのミズダコ専用展示施設。
全国唯一のスポットに、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。