9月に入って今シーズンの底引き網漁が始まっています。
越前町の漁港はアマエビやカレイなどが水揚げされ、活気づいています。
14日午前10時過ぎ。越前漁港にはセリ人の威勢のいい声が響き、
仲買人らが慌ただしく作業を進めていました。
越前町漁業協同組合によりますと、14日は底引き網漁船12隻が漁から戻り、
甘エビやカレイなど約7200キロの水揚げがあったということです。
特にこの日はアマエビが今シーズン一番の水揚げ量となりました。
越前町漁協では「今シーズンは水揚げ量が豊富、燃料高もあるが、
なんとか単価を上げてカニ漁につなげたい」と話します。
底引き網漁が解禁された漁港近くの飲食店では、
水揚げされたばかりの魚介類を楽しむことができます。
「かねいち水産」では、水揚げされたばかりのアマエビやガスエビを使った海鮮丼が人気です。
ほかにもバイ貝やイカ、ベニズワイガニなど地元で水揚げされた魚介類をふんだんに味わうことができます。
底引き網漁が解禁し、豊富な海の幸を楽しめるこの時期、
福井の海の幸に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか!